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タイプ2:学部学科横断型履修プログラム | | (1) | 暗号の数理と情報セキュリティ 協力:理学部数学科・物理学科、工学部 暗号および電子認証は情報化社会のセキュリティを保証するために必要欠くべからざる概念である。本テーマでは暗号および電子認証の理論的基盤をなす数学に深い理解をもち、それを新しい技術の開発に結びつける。 | | (2) | 幾何学の歴史と幾何的なものの見方 協力:理学部数学科・物理学科、文学部 古来、幾何学は世界を理解する手段あるいは結果としてあった。ユークリッドからニュートン、ガウス、アインシュタインに至る系譜から世界を幾何学的に把握する仕方を検討し、現代幾何学の諸概念の意義を歴史的な見地から理解する。 | | (3) | 組合せ論の深化 協力:理学部数学科、環境理工学部、経済学部 組合せ論は抽象的な現代の数学の中にあって,非常に素朴な,そして現実的な分野であろう。グラフ理論,コード理論などは組合せ論の一部と考えられる。日常的な「ものの個数を数える」というナイーブな問題に端を発して,そこから「数学を創り上げていく醍醐味」を味わってもらいたい。その過程を通して物事の本質を見抜き,抽象化し,さらには具体的問題にフィードバックして応用する。 | | (4) | 金属錯体化学と生化学、医学の融合 協力:理学部化学科・生物学科、薬学部、医学部 生物無機化学は最近20年で加速度的に発展した新しい分野である。これは、金属錯体化学と生化学、基礎医学などが融合してできた学際的分野であり、基礎科学ではあるが医学、薬学、環境科学などへの影響は計り知れない。MPコースでは、この分野の全体像を捉え、さらに開発研究能力を養う。 | | (5) | ヒトとバクテリアの共生生物学 協力:理学部生物学科・地球科学科、医学部、農学部、薬学部 地球の至る所にバクテリアは満ちあふれているが、非常に小さいのでその存在に気がつかない。バクテリアは病原菌として認識されることが多いが、地球の環境や人類の生活に多大な影響を与えており、その存在は今後も非常に重要な意味をもつ。このようなバクテリアと共存して人類が発展するためには、生物学的見地からだけでなく、地球科学的、医学・薬学的、およびバイオテクノロジー的などの見地からバクテリアを理解することが必要である。本プログラムでは、このような総合的な視点に基づいてヒトとバクテリアの共生生物学を学ぶ。 | | (6) | 地球生態系の動態と環境保全 協力:理学部附属臨海実験所・生物学科、農学部、資源生物科学研究所 岡山大学が掲げる「人間と自然の共生」をめざすには、自然環境の研究が不可欠である。河川や里山のみならず、海洋(沿岸域、サンゴ礁やマングローブ)を含めた生物多様性の野外調査に基づき、環境汚染のしくみを生態学、生理学、分子生物学から研究する。さらに、人間の住みよい環境づくりばかりではなく、広く国内外の環境問題の解決に向けて指導的な活躍ができる人、国際社会をリードする研究領域を開拓する。 | | (7) | 生物の進化と環境 協力:生物学科・地球科学科・化学科、農学部 約46億年前に地球が誕生して6億年後に最初の生命が誕生したと考えられている。その後の長い進化の過程で今日見られる生物の多様性が築き上げられた。生物進化の研究にはいくつかの側面がある。遺伝子の突然変異頻度と自然淘汰などとの関連を研究する集団遺伝学、遺伝子DNAの塩基置換を研究する分子進化学、あるいは化石や生物の形態を比較する進化学もある。進化学は、地球科学、生態学、形態学、集団遺伝学そして分子生物学の知識を必要とする総合的な学問である。このような総合的な視点に基づき、生物進化の機構を学ぶ。 | | (8) | 水資源科学
協力: | 理学部地球科学科・化学科,環境理工学部,資源生物科学研究所,薬学部,経済学部 |
水は人類の生存するために不可欠な物質である。現在,利用可能な水資源が地球上の何処に,どのような形や質で、どれだけの量が存在しているかを理解し,将来,地球環境の変化や人口増加とともにそれらがどう変わっていくかを予測することは,人類の生存のために必要不可欠である。人類が現在から将来にわたって使用する水の地球上における国内外の水問題について、分布と質,汚染とその浄化,健康との関連,経済的価値などに関して広く学際的に学ぶ。 | | (9) | 科学史・科学ジャーナリズム 協力:理学部物理学科・生物学科、文学部 現代社会を支える科学技術の重要性、問題点、動向、ニュースなどの社会に与える影響を理解する。科学研究の広報活動は企業・大学・研究所でますます重要である。哲学、宗教、倫理についても学び、科学と社会の関係を考え直す。 | | (10) | 企業研究マネージメント 協力:理学部物理学科・化学科・生物学科、文学部、経済学部、法学部 企業・産業・研究開発に必要な基礎的経営知識(会計、市場、研究開発戦略、宣伝など)や、知的財産管理、技術開発とリスクのマネージメントなどを学ぶ。 | | (11) | スポーツ障害とトレーニング 協力:スポーツ教育センター、教育学部、医学部、理学部 身体の発育発達・老化や運動生理学、スポーツ医学等を学び、スポーツトレーニング等の実習を行う。理論とともに実習実技から、スポーツ障害予防のためのトレーニング方法の知識と障害予防に配慮したトレーニングを学ぶ | | (12) | スポーツ指導とスポーツ振興 協力:スポーツ教育センター、教育学部、医学部、総合型地域スポーツクラブ(学外講師) トレーニング理論やスポーツ医学、心理学等を学び、地域スポーツクラブ等でスポーツ指導の実習を行う。MPコースでは学内外の実習を多く取り入れスポーツ指導経験を積む。これらの理論と実習を通して、そのスポーツ指導力やコミニュケーション能力を高め、スポーツ競技力向上やスポーツ振興施策について実践的に学ぶ。 |
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