春休みを利用してアメリカ・ポートランド州立大学へ1名,アイルランド・ダブリンシティ大学へ2名の学生が春期語学研修に参加してその成果について報告を行いました。それぞれが,研修中に感じた言葉の壁や文化の違い,そこから生じた失敗談を語ってくれました。慣れない海外での生活ながらも,持ち前のバイタリティを生かしてホストファミリーやクラスメートとも積極的に交流し,充実した研修期間を過ごしたようです。
毎年この報告会では,報告者の体験談を聞き,大学入学後にはいつか出来たらいいな…と考えていた留学や語学研修の夢を,自分も実現させたいと感化される学生が多くいます。新入生も今回の報告会に全員参加し,大いに刺激を受けたようです。
昨年度10月より新2年生が企画・準備を進めていた新入生研修を,今年は香川県の小豆島で実施いたしました。新入生と上級生,学生と教員,日本人学生と留学生の交流が図れる機会であるこの研修は,毎年参加者からも好評を得ています。今年も「グループ行動でセンパイと仲良くなれた。」,「このような研修会を開いていただき,ありがとうございました。とても楽しかったです。」(アンケートより抜粋)との声が多く聞かれました。今年は日帰りの研修となり交流の時間自体は少なくなっていますが,その分負担が少なく参加できる研修となりました。この研修をきっかけにして,それぞれの交流がこれからさらに深められていくことと思います。
◎第1回課題研究中間発表会(AM)・・・MPコースでは,4年次に課題研究をおこないます。 第1回目は,発表者の課題研究のテーマと今後の研究計画を報告する中間発表会をおこないました。発表5分、質疑応答5分の持ち時間の中で,専門分野の全く異なる参加教員,参加学生へ自作スライドを使用しながら自分の行いたい研究がどういったものかをわかりやすく説明します。発表内容はもちろん、専門知識を持たない人にも簡単に内容をわかってもらえるように発表を行うプレゼンテーション能力も問われます。参加教員からの多角的な質問や助言も多く,発表者が今後研究を進める上で注意すべきところ,より深めていくべきところなどをつかむきっかけとなる有意義な発表会となりました。
◎MPコース説明会(PM)・・・高校生,保護者の方,教職員の方を対象にMPコース説明会を実施しました。 本コース教員からのMPコースの概要説明や本コース学生からのMPコースを選んだ理由,入試傾向とその対策,実際に入学してからの学生生活を中心とした発表の後に,各志望分野に分かれての面談・質疑応答を行いました。ご参加いただきました皆様,ありがとうございました。
◎8月5日(金)午後及び8月6日(土)午前にMPコースオープンキャンパスを実施いたしました。教育部長によるコースの説明や在学生による学生生活、入試対策についてのプレゼンテーション発表、懇談会、MPルームの見学を行いました。
在学生が持ち前のバイタリティとコミュニケーション能力を活かして、MPコースの独特の教育制度をうまく取り入れて、自分の興味のある様々な学部の授業を履修している様子を直に感じていただける機会となりました。「自分のやりたいことをいろんな所から学べるのでとてもいいなと思いました。オープンキャンパスに来て進学したいと強く思うようになりました。」、「自分の知りたかったことなど、情報をしっかり聞くことができた。」といった感想も頂戴いたしました。
暑さの厳しいなか、ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。
◎第2回目は,発表8分,質疑応答7分の持ち時間の中で,研究の進捗状況や今後の課題などを発表します。第1回目が研究テーマや計画の説明が主であったのに対し,今回はそこからさらに踏み込んだ実際におこなっている研究の内容についての説明となります。
マッチングプログラムコースの発表会には聴衆としてさまざまな研究分野の教員が参加しており,質疑応答の際には,異なる分野を専門とする教員からの質問やアドバイスを受けることになります。この質疑応答をとおして発表学生は様々な分野の視点を得て,研究を深めていく気持ちを新たにしていました。
◎本セミナーは,岡山大学マッチングプログラムコースと同様に,学部横断型コースを実施している他大学(今回は,九州大学,高知大学,立命館大学が参加)が 年に1回集まり,情報交換を行うことにより情報を共有し合う場です。各大学の教員及び学生がそれぞれの大学の現状を報告し合い,質疑応答も積極的に行われました。お互いを刺激しあうことの出来る大変有意義な機会となりました。
◎一年間行ってきた課題研究の成果を発表します。これまでの参考文献や先行研究の調査やアンケートや実験の実施・分析などを経て,最終的にまとめられた研究内容が発表されます。(発表10分,質疑5分)中間発表会よりも多くの教員・学生が参加し,ここでもさまざまな質疑応答が繰り広げられました。
◎ジップアリーナにて学位記等授与式が行われた後、卒業生が理学部11講義室に集まり、一人ひとりに末石芳巳教育部長より学位記が手渡されました。
MPコースで培われた,「自ら行動して自分の道を切り開く力」で,これからの人生も逞しく歩んでいってください。