MPコースでは、4年次に課題研究を行い、卒業までに3回の発表が義務づけられています。1回目の中間発表となる今回は、専門分野の異なる学生がそれぞれの課題研究のテーマと今後の研究計画を発表しました。参加教員からは時折あえて厳しい意見や質問が出されることもありましたが、発表学生は今後本格的に研究を進める上での多くのヒントを得ていた様子でした。
続いて、今年度9月卒業予定の学生が2回目の課題研究中間発表を行いました。昨年度2月に行った1回目の中間発表から研究は大きく進展して完成が近いようです。
また、当日は発表会に先立ち、昨年度2月~3月にアデレード大学(オーストラリア)の語学研修に参加した学生による研修報告会が併せて開催されました。
9月卒業予定の学生が1年かけて行ってきた課題研究の最終発表を行いました。卒業論文は既に完成し指導教員へ提出されており、今回はその研究の目的,過程,結果と考察などについて10分間で発表をしました。続く質疑応答では,他の研究分野を含む多くの教員からの具体的な質問に対して、全て自信を持って説明をしていました。
9月期卒業者の学位記授与式が岡山大学創立五十周年記念館で執り行われ、その後、理学部小会議室でマッチングプログラムコースにおける学位記伝達式を挙行しました。卒業者に阿保教育部長から学位記が渡され,続いて責任学部長の富岡理学部長から祝辞がありました。
6月に自分が行おうとしている課題研究のテーマや研究計画について発表した学生が、具体的な研究手法や現在の進捗状況,新たに直面している問題などについて8分間で発表を行いました。中には当初の計画から大きく研究方法を変更した学生もいました。質疑応答では,教員をはじめ他の発表学生や3年生からもたくさんの質問が出され、今後さらに研究を深め完成させるための改善点など参考になった学生が多くいたようです。
8月~9月にアデレード大学(オーストラリア)での夏期語学研修に参加した学生による研修報告会を開催しました。研修での成果を生かし、発表の主要な部分は英語で行われ、参加した教員らからは英語での質問もありました。
なお、報告会の後は、9月の第2回課題研究中間発表会でやむを得ない事情により発表できなかった学生の追加の発表会を行いました。
4年生18名が1年間かけて取り組んできた課題研究の総決算として最終発表を行いました。
いずれの発表も前回の中間発表までとは比較にならないほど進展し充実した内容に仕上がっていました。
出席した様々な研究分野の教員からの質問に自信を持って回答する姿には人間としての成長も伺うことができました。
3月25日に予定していた恒例のマッチングプログラムコース学位記伝達式は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点からやむなく挙行を中止しました。
卒業生18名には個別に学位記等と併せ祝辞が贈られました。